ドイツの冬

明後日の22日は冬至。日本で暮らしていた頃には冬至も夏至も気にしなかったけれど、ドイツで暮らすようになってから二十四節気が季節を感じるためにはとても役に立つ。特に冬至と夏至は冬と夏の境目として意識していれば、冬のつらさも後少しと精神的にも楽になる。

ドイツは秋分の日を過ぎた頃から一気に太陽が遠ざかってしまう。冬至を過ぎるまで昼間は暗く、夜が長い。冬至を過ぎると少しずつ太陽が近づいてきて、昼間の明るい時間が少しずつ増えて夏至でピークを迎える。

冬の辛さは何よりも太陽が遠ざかってしまうことだ。10年も暮らしていればそれなりに慣れては来るけれど、それでもやはり辛く感じる時はある。体が妙にしんどかったり、心が前向きになりにくかったり。ドイツで生まれ育った人でも冬季鬱になる人はたくさんいる。私たち人間は太陽の影響を強くうけて生きているのである。

徐々に暗い時間が増え始める10月末から11月を乗り越えればクリスマスマーケットが始まる。日本のようにネオン街はないので、クリスマスのデコレーションはきれいで楽しい。マーケットの屋台で食べ歩きをしたり、グリューワインを飲んで楽しい時間を過ごす。12月になるとアドベンドカレンダーを1日ずつあけて、日曜日がくるたびにアドベンドをお祝いし、25日のクリスマスまでカウントダウンしていく。
私たちも最初のころは夫と夫の家族とお祝いしていたけれど、最近は旅行に行くことが多い。なんだかそっちの方が自分たちが楽しめるし、性格に合っている。

クリスマスが終わると雰囲気は徐々に春らしくなっていく。2月になると少しずつ花が咲き始める。そうなるともう春のようなものだ。

ドイツで四季を感じるには天候や気温を基準にするよりかは、昼間の明るい時間がどれだけなのかを知るために節気がいつなのか気にすると良い。夏は明るくて楽しいからそこまで気にならなくても、冬にしんどい時に冬至を迎えるとこれから明るい時間が増えていくと知っておくだけでも少しは心が軽くなる。それくらいドイツの冬はしんどかったりする。

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